PowerPointの「webvtt ファイル」利用方法

PowerPoint字幕(キャプション)

PowerPointのスライドショーでのキャプションがテキスト入力で行える「webvtt ファイル」のご紹介です。
応用研修でもご紹介していますが、以前、使用実習データで字幕が出なかった経験があります。(テキストデータ の矢印表記(–> )の前後スペースの抜けていた問題でした)以下が使用方法になります。

「WebVTT」とはWeb Video Text Tracksフォーマットの略語です。字幕の時系列なテキスト表示に利用することができます。

<手順>

1.Windowsのメモ帳を起動します。

2.1行目にはWEBVTTと入力

3.次の行に時間を記載します。
  00:00:00.000 –> 00:00:00.000
  開始時間と終了時間(時:分:秒:ミリ秒)

4.次の行に画面に表示するテキストを入力して、枚数分コピーして使用できます。

  WEBVTT
  00:00:00.000 –> 00:00:00.000
  1枚目のスライドの字幕内容
  00:00:00.000 –> 00:00:00.000
  2枚目のスライドの字幕内容
  00:00:00.000 –> 00:00:00.000
  3枚目のスライドの字幕内容

※ブラウザーで矢印の表示が「ー>」に表示されますが、「ーー>」半角でハイフン2回、大なり記号>の矢印表記です。その矢印の前後半角スペースを入力してください。下記画像を参考にしてください。

5.保存の際は、拡張子を「.VTT」に変更します

6.PowerPointの動画を選択
  再生ーキャプション挿入ーファイルから作成した ファイルを挿入

後からファイル形式を変更する方法

メモ帳のテキスト形式で一旦保存した後でも、Windowsのファイル名拡張子のチェックをいれれば変換できます。

エクスプローラーの表示ーファイル拡張子にチェックして.vttに変更するだけです。

※ほかにもキャプションを付ける方法はありますが、短いテキストなどをスライドショーで表示したい時に使用してみて下さい。

2022年

新年明けましておめでとうございます。
旧年中は大変お世話になりありがとうございました。
皆様のご健康とご多幸をお祈りしております。

本年は、自身の更なる向上に、焦らず、ゆっくり頑張っていこうと考えております。
本年もお付き合いの程、どうぞ宜しくお願い申し上げます。

師走

今年も残りわずかとなりました。1年は本当にあっという間ですね。
仕事をこなすだけで、自身のスキルや今後の方向性の見定ができないまま1年が過ぎてしまいました。日々深夜まで作業をしていて、すっかり夜型な生活を送っています。来年は、まず生活リズムから整えないとです…。

来年度も訓練校で引き続きお仕事をさせて頂きます。今回の生徒さんもあと少しで終了です。真面目で人柄がいい生徒さん達の旅立ちを応援はしていますが、今からとてもさみしい気持ちになっています。

仕事で新たに出会えた方々、今まで通りお付き合いある方々からは多くを勉強させて頂けた1年でした。いつも自身の成長にさせて頂き感謝しております。
温かくお付き合いして頂き本当にありがとうございます。

今年できなかった事は、焦らず実行できるよう邁進していきます。
今後ともお付き合いの程どうぞよろしくお願いいたします。

いつでもご連絡お待ちしております。
あわただしい年の暮れ、どうぞお健やかにお過ごしください。

Excel条件付き書式・VBAでのセル背景色設定

Excel質問

Excelの条件付き書式は気軽に目的のセルを強調表示するのに便利な機能です。
どのExcel講座でも条件に合ったセルに色を付け強調する内容はご紹介しています。
しかし、「条件に合ったセルの行に色を付けたい」という実務で使用するご質問をうけたので、行を強調表示する方法をご紹介いたします。


今回は、「担当が鈴木さんの行に黄色を設定したい」と仮定し作成しています。


新しい書式ルールに以下のような式を入力します。


列のみ絶対参照のドルマーク($)をつけた式にします。

選択したデーターの範囲内で、列は固定させ、行は相対的にずらすという意味になります。
式の始まりは=、文字列は””(ダブルコーテーション)でくくるのはExcelのルールです。
※記号はすべて半角入力

VBA質問

また、VBA講座でも、セルに色を指定する質問をうけたのでご紹介します。
セルの背景色を設定するので、InteriorプロパティーにRGB関数を設定値にした実習をしました。

そこで、つけたセルの色を戻そうとしてでた質問です。
「RGB関数で記述すると、Excelのいつも表示されているグレーの線まで消えてしまう」という内容でした。

質問:Range(“A3:F15”).Interior.Color = RGB(255, 255, 255) 

(A3からF15のセルの背景色を白に設定する)

解答:Range(“A3:F15”).Interior.ColorIndex = xlNone

(A3からF15のセルの背景色の塗りつぶしをなしに設定する)

Range(“A3:F15”).Interior.ColorIndex = 0 でも可能です

「RGB」関数は、0~255の数値で色を作成します。透明という色はありません。
セルの白設定とセルの色設定なしの意味は違いますとお答えしました。

※ColorIndex使用ではRGB関数を設定値にはしません。現在、色指定はcolorの他にThemeColorでも指定できます。設定値はそれぞれのルールに従い記述になります。


その前までの実習で、常に設定値を元に戻す方法をご案内していた事から、色をもとに自主的に直す事をRGB値で行った結果からの質問でした。
この時、VBAを初めて勉強した言っていましたが、空いた時間で自主的に構文を作成してくれ、熱心にご質問していただきありがとうございました。


Windows11は10月5日リリースです!

Windows 11」の一般提供開始は10月5日から行われます。
既にパソコンを持っている方は、アップグレード期間やスペック対応が気になるところです。

無償アップグレード期間の開始は、提供と同じ10月5日からです。段階的の配信になると思われますが、いつ終了かの情報は現時点で発表されていません。
アップグレードする予定の方は、パソコンのスペックを下記より調べられます。
システムの最小要件が記載されていますが、よくわからない場合は、現在使用しているパソコンがアップグレードできるかをアプリで確認する方法があります。
※ただしマイクロソフトでは、現在アプリは準備中になっています

https://www.microsoft.com/ja-jp/windows/windows-11#pchealthcheck